話し込むふたり
ドウロ川流域と北の国境を流れるミーニョ川に挟まれた地域をミーニョ地方と呼ぶ。
ミーニョ地方は、ポルトガル発祥の地とされる。
豊かな農業地帯で、雨が多く、緑濃い田園が広がる。
このミーニョ川の中心がヴィアナ・ド・カステロである。
ポルトの北約70kmに位置している。
リマ川(Rio Lima)が大西洋に流れ込む河口に開けた、
別名「リマの女王」と呼ばれる美しい町である。
ヴィーニョ・ヴェルデというワインの産地でもある。
毎年8月にはロマリア祭(嘆きの聖母祭)が行われる。
民俗衣装で着飾った人々が町にあふれる。
駅を出るとコンバテンテス通りが伸びている。
海のほうに向かって歩いて行くとカテドラルや教会が見えてくる。
ミゼリコルディア教会の横には小さな広場がある。
旧市庁舎もあり、噴水も造られていた。
そこに座っているふたりを見つけた。
ニコニコ顔の会話が弾んでいた。
楽しい話をしているのだろう・・・当たり前かも。
大きな荷物はバックッパッカーなのだろうか。
学生のころが1番楽しい時代かもしれない。
将来の力になれるようなすてきな思い出をたくさん作ってほしいな。
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