小さな役者のふたり
リスボンで6月13日に開催する聖アントニオ祭。
5月から6月に咲くジャカランダの花も散り始める時期である。
聖アントニオ祭が終わると夏本番となる。
聖アントニオ祭前夜のパレードが開催される。
リスボンの中心であるリベルターデ通りをパレードする。
ポンバル公爵広場から出発してレスタウラドーレス広場が終点である。
午後9時から始まり、午前3時まで続くのである。
20〜30チームの対抗戦となるらしい。
チームごとにおそろいの衣装を着ている。
奇抜な衣装が多く、ライトに光ってキラキラと華やかである。
自分たちの手作りの衣装である。
振り付けや踊りも自分たちで考える。
1年に1度の晴れ姿である。
大人に混じって子供も参加している。
王様家族とその家来という設定のようだ。
王子役と王女役で重要な役割をもっているのだ。
女の子のほうがしっかりしているのはどこでも同じだ。
将来は、守ってあげれるような大人になるのかな。
もう少し成長するまで待っていてね。
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