新緑のふたり
アマランテの町は、タメガ川を挟むように広がっている。
紀元前4世紀にはすでにローマ人が移住していたという。
アマランテの守護聖人、聖ゴンサーロは、縁結びの神様である。
毎年6月のサン・ゴンサーロ祭には、良縁を求めて多くの独身女性がやってくる。
普段は静かな町がにぎやかになる時期だ。
普段の静かな時期のタメガ川沿いは、散歩コースになっている。
そのタメガ川沿いにある石段にふたりが座っていた。
さわやかな風は、ふたりを包み込んでいた。
マイナスイオンたっぷりで気持ちがいい時期だ。
いやなことも全部リフレッシュして、新たに進みたい気持ちになる。
ふたりのすてきな将来が見えるようだ。
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