ポルトガル写真集 ケルース特集 Queluz
≪ケルース宮殿1 Palacio de Queluz 宮殿内部の部屋・装飾≫
リスボンのロシオ駅からシントラ方面行きの列車で15分で到着する。
リスボンから西へ13m、王家の別荘だったケルース宮殿があることで知られる町である。
ポルトガルのヴェルサイユと呼ばれるだけあり、規模的には小さいが優美な宮殿である。
庭園に数々の彫像、噴水が配されたケルース宮殿は、ヴェルサイユ(Versailles)を思わせる造りである。
また、ポルトガル家具、アライオロス(Arraiolos)の絨毯、王一族の肖像画、中国・ヨーロッパの磁器、宝飾品など、室内装飾品の貴重なコレクションでも知られている。
落ちついた雰囲気がただよう宮殿内の部屋は、ターリャ・ドウラーダ(金泥細工)や多くの絵画で飾られている。
そこには、18世紀後半から19世紀初頭にかけての、ロココ様式から新古典主義にいたる変遷が見てとれる。
宮殿を取り囲む広大な地所には、フランス式の幾何学庭園や、かつての厨房(現在は有名なレストラン「コジーニャ・ヴェーリャ」 Cozinha Velha)、
王室警備兵の宿舎(instalacoes da Guarda Real)(現在はポザーダ・デ・ケルース Pousada de Queluz になっている)がある。
今日ではコンサート会場として使われることも多く、また迎賓館として多くの国家元首や政府要人、外交官を迎えることもある。
野外の乗馬学校では、4月から10月まで、ポルトガル馬術学校(Escola Portuguesa de Arte Equestre)によるパフォーマンスが行われている。
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ケルース特集 Queluz ≪ケルース宮殿1 Palacio de Queluz 宮殿内部の部屋・装飾≫
ドナ・マリア1世とその夫ドン・ペドロ3世の夏の離宮として、18世紀に建造された。
現在は賓客のレセプションなどに使用されている。宮殿内の見学はガイドツアーで行われる。
宮殿内で1番きらびやかな「王座の間」、セルバンテスの小説をモチーフにした「ドン・キホーテの間」、
ハチの巣のような天井がユニークなティルーム、発見の時代を描いたアズレージョがある「ソデの間」などを見ることができる。
庭園は、1762年のフランス人の建築家によってデザインされたもので、
刈り込みが美しく幾何学的なフランス式庭園と、人工の滝や泉があるイタリア式庭園からなっている。
このふたつの庭園をつなぐのがライオンの階段で18世紀のアズレージョが見事である。
サムネイルの画像は、表示を早くするために画素を落としてあります。
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