ポルトガル写真集特集 アヴェイロ
≪アヴェイロ駅&アヴェイロ美術館&車中からの風景≫
Aveiro ≪Museu de Aveiro≫
大きな入り江、潟に囲まれた、水郷の雰囲気いっぱいのまちである。
コインブラとポルトのほぼ中間にある。
ローマ帝国が支配する時代から豊かな漁業と牧畜の町であった。
中世の時代には塩と鱈の生産で繁栄し、人口はポルトを凌ぐ時期もあったらしい。
1575年、猛烈な大暴風雨で海への水路が完全にふさがれてしまう。
行き場を失った腐った水は疫病をも発生させて富も人口も一瞬に失ってしまった。
1808年の暴風の影響で一旦ふさがったはずの水路がまた開いたのである。
寒村になり果てていたアヴェイロに塩田、海藻から造る肥料産業、漁業がもどった。
町は再び活気を取り戻すのである。
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☆ アヴェイロ駅のアズレージョ ☆
アヴェイロ駅は白い3階建ての駅舎であった。
大きくて鮮やかなブルーのアズレージョ・タイル画で周囲を埋め尽くされている。
アズレージョとは、装飾タイルのことである。
建物の窓飾りの見事である。
駅そのものがひとつの作品のようである。
昔からのこの地の風俗や生活を表したものが多い。
☆ アヴェイロ美術館 ☆
15世紀後半に建てられた女子修道院が美術館になっている。
アフォンソ5世の娘、サンタ・ジョアンナ女王の石棺を安置した部屋がある。
1472年女王は父の反対を押し切って修道院に入った。
その死後は聖ジョアンナとして町の守護聖人となった。
この石棺は大理石のモザイクで飾られていてバロック様式の傑作とされる。
(撮影不可のため、こそっと撮った石棺だけです。)
☆ アヴェイロからポルトまでの車中からの風景 ☆
車中から写したものです。ローカル線もいいです。
サン・ベント駅から近郊列車で約1時間。30分〜1時間おきに運行される。
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アヴェイロ2
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