リスボンのサンタ・アポローニア駅から列車で2時間40分、
セッテ・リオスバスターミナルからバスで3時間程でカステロ・ブランコに着く。
コインブラ、エヴォラ、ポルトからもバスが出ている。
カステロ・ブランコからバスで1時間半ほどで岩の村モンサントに着く。
バスは、1日に1本か2本しかない。
モンサントは、ポルトガルの東部、スペインとの国境付近のエストレラ山脈の東にある小さな村である。 そしてこのモンサントはポルトガルで最もポルトガルらしい村といわれている。 モンサントは標高758メートルに位置し、他の場所にはないごつごつした大きな石がごろごろしており、この特異な地形から昔は聖なる場所として崇められていた。 1174年、アフォンソ・エンリケスがイスラム教徒を排撃する。 1190年、ドン・サンチョ1世の命でテンプル騎士団の統治下におかれ、13世紀には、ドン・デニス王により城が再建された。 ここに住む人々はこの大きな石を利用して家を建てている。 200トンの重さをもつ岩もある。 この石は、地中のマグマが雨で冷やされ固まったものが、後に地上に表れたものである。 山の上にある集落は、中世の城砦の高い塔が目印となって遠方からでも一目で分かる事から、敵から身を守る戦略地として大きな役目を果たてきた。 村は廃墟のままのところもあるが、ほとんどはとてもきれいに整備されていて、赤い花たちがが家々に彩りを添えている。 毎年5月には、ノッサ・セニョーラ・ド・カステロ祭りが開催される。 |
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1938年に「ポルトガルでもっともポルトガルらしい村」に選ばれた村である。
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ポルトガル写真集以外で画像が多いものは、特集版にしました。
教会、博物館、美術館、大学、建物の内部の装飾、お祭りのパレード、市場の人々、民族衣装の人々などお楽しみください。
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