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アルコバサ修道院
アルコバーサ修道院は、ポルトガル中部レイリーア県アルコバーサにあるシトー会修道院。正式名称はMosteiro de Santa Maria de Alcobaca(サンタ・マリーア・ディ・アルコバーサ修道院)、またReal Abadia de Santa Maria de Alcobaca(王立サンタ・マリーア・デ・アルコバーサ大修道院)とも呼ばれる。ポルトガル最古のゴシック様式をもつ教会をはじめ中世の建築群がそのまま残り、1989年、ユネスコの世界遺産に登録された。 |
アルコバサ修道院
ポルトガル初代国王アフォンソ1世の所願により、1178年に建築が始められた。フランスのシトー派の影響を強く受けている。修道院の正面ファサードは18世紀に改築されたバロック様式だが、内部はゴシック様式が残り、強い精神性を感じさせる。南の翼廊にはポルトガル文学で悲恋が歌われるペドロ1世と愛妾イネスの墓が並んでいる。 |
アルコバサ修道院
ポルトガル王アフォンソ4世(在位1325年 - 1357年)は1334年、王太子ドン・ペドロをカスティーリャ王族コンスタンサ・マヌエルと結婚させた。ところが、カスティーリャ王国から嫁いできたコンスタンサの女官のなかにイネス・デ・カストロという香しい美女がおり、ペドロはイネスの方に夢中となった。 |
アルコバサ修道院
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アルコバサ修道院
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アルコバサ修道院
ディニス王によって14世紀初めに造られ、「沈黙の回廊」とも呼ばれる。2階部分は、16世紀に増築されたマヌエル様式で、繊細なアーチや柱が特徴である。 |
アルコバサ修道院
16世紀末頃から修道士たちは芸術活動に力を注ぐようになった。広間の壁は、粘土細工僧によって作られたアフォンソ・エンリケスからジョゼ1世までの歴代国王の像や、美しいアズレージョ(装飾タイル)で飾られている。 |
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