国会議事堂 サン・ベント宮殿 (Palacio de Sao Bento)
サン・ベント宮殿 (Palacio de Sao Bento)は、ポルトガルのリスボンにある宮殿。
現在は共和国議会が置かれている。
宮殿は1598年に建てられたベネディクト派修道院を前身とする。
1615年、僧たちがカーサ・ダ・サウデ地区に移り住み、黒死病を患う人々の住居とした。
イエズス会士の建築家バルタザール・アルヴァレスの計画によりマニエリスム様式の新しい教会が17世紀に建てられた。
大きな長方形の建物に、2つの尖塔と4つの回廊があり、寮や台所なども付属している。
建設がほとんど終わりかけた頃の、1755年のリスボン地震で損害を受けた。
1820年の自由主義運動と1834年の宗教抑圧の後、修道士たちは修道院から放逐され、ここに議会が設置された。
建物は議宮(Palacio das Cortes)または議院(Parlamento)と呼ばるようになり、
以降改修が進められ、新しい機能をこなせるように建物は変わっていった。
≪愛しのポルトガル写真集≫ リスボン12 Lisboa 12 へ戻る
・ リスボン12前半のスライドショウは、こちらから |