未完の礼拝堂・2
礼拝堂の入口は、15mの高さになっている。
もともとはゴシック建築の手法が用いられていたが、マテウス・フェルナンデスの手によって、
マヌエル様式の傑作へと変わり、1509年に完成した。
華美で、またスタイリッシュであるマヌエル様式の彫刻は、天球、翼を生やした天使、ロープ、
円、木の切り株、クローバーの形をしたアーチといった形で表現されている。
また、バターリャ修道院建築において庇護者の立場を採ったマヌエル1世やドゥアルテ1世のモットーでもある
"Leaute faray tam yaserei"(朕は常に忠実なり)という言葉が200以上、
礼拝堂の中のヴォールトやアーチ、柱に施されている。
1533年ごろには、ジョアン・ド・カスティーリョの手によって、
ルネサンス建築の手法である涼み廊下が施された。
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