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(華麗な宮殿・ケルース)
Portugal Photo Gallery --- Queluz
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ケルース宮殿の庭園の彫刻
☆ケルースの説明 (写真の上をクリックすると大きな写真が見れます。)☆
リスボンから、西へ13km、王家の別荘だったケルース宮殿がある町である。
ポルトガルのヴェルサイユと異名をとるだけあり、こじんまりとしているが優美だ。
駅から、公園をぬけ、徒歩20分ほどで、ケルース宮殿につく。
ケルース宮殿の向かいには、ポザーダ(国営ホテル)が建っている。
「ポー君の旅日記」 ☆ 華麗な宮殿・ケルース ☆ 〔 文・杉澤理史 〕
2004年、快晴の5月3日(月)の朝がやって来た。
ポルトガルの北部にある第二都市ポルトに入り、各地を南下しながら一日二万歩を目標に歩き続け人々との出会い旅を重ね19日目の朝になっていた。 「けいの豆日記ノート」 朝からヘマをやった。
ケルースの町に行くには、ロシオ駅からシントラ行きに乗り25分。
リスボンから西に13キロだ。9時5分発の電車に乗った。
0.95ユーロ(124円)。次ぎがケルース駅。降りる準備。
でも、通過。えー! 次ぎに止った駅で降り逆戻り。またまたケルース駅を通過。
駅に貼ってある時刻表を確認した。通勤時はケルース駅には止らなかった。準急が多い。
各駅停車が少ないことを知る。
相棒は地図にも強いが時刻表にも長けていた。通勤時以外はドンコが多い。
調べてから乗るべきだったが、どの電車も各駅停車だと決めていたことを反省した。
各駅停車の電車に乗ってやっとケルース駅に着いた。
25分で着くところを45分もかかってしまった。 「けいの豆日記ノート」 宮殿は思っていたより小ぶりで、建物の前庭が興味を引いた。
ピンクの宮殿に入るには入場料3ユーロ(65歳以上は1.5ユーロ)だった。
王室の夏の離宮として1745年から45年の歳月をかけて建てられたという。
内部は案内人によって誘導されていたがわれわれは聞いても判らないから無視。
かってに感性で見て回った。
アズレージョ(装飾タイル画)だけは各地で見て来たので目が肥えてきた。
青色が鮮やかで美しい。
保存もいいが、当時の作り手も神経を張って製作したに違いない。
広間のドーム型の天井にはいくつものシャンデリアで飾られ、豪華さを添えている。
天井には人物画が張り巡らされ目を引く。相棒にカメラを借りアップにして見た。
女性像が繊細に描かれている。
興味が沸く。相棒に2枚ほど撮影して欲しいというと、しぶしぶ撮ってくれた。 「けいの豆日記ノート」 2時間ほどの宮殿散策だった。
腹がへった。減ったときが食事時。
駅に戻る途中の小さな素朴なレストランに入る。
豚肉の角煮と揚げポテト一皿6.5(山盛りだった)、ビールとセブンナップ2.5、ババロア2.0、計11ユーロ(1430円)。
メニュー選択は勿論、勘での指差し。相棒の勘だった。角煮が柔らかく、美味かった。 *「地球の歩き方」参照*
終わりまで、旅日記を読んでくださり、ありがとうございます。 次回をお楽しみに・・・・・・・2007年9月掲載 |
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